金属資源:中国などの消費続けば50年までに枯渇 (MSN毎日インタラクティブ)

 BRICs諸国と呼ばれる中国やインドなどの経済成長が現在のまま続くと、銅、鉛、亜鉛、金、銀など多くの金属資源が2050年までに枯渇するとの予測を物質・材料研究機構がまとめた。鉄や白金は比較的豊富で100年以上採掘可能とする試算も過去にあったが、今回は50年までに累積使用量が可採埋蔵量に達すると試算された。同機構は「このままでは地球規模での経済発展を賄えない」と警告している。

 同機構は、過去約50年間に日本が使用した21種類の金属の使用量と経済成長率との相関を調べた。これを、先進国と中国、インド、ロシア、ブラジルのBRICsの経済成長予測に当てはめ、各金属ごとに50年までの累積使用量を試算した。

 この結果、銅、鉛、亜鉛、金、銀、すず、ニッケルなど12種類の累積使用量は現時点の可採埋蔵量を上回り、インジウムは72倍、銀は10倍、鉛、金は約6倍となった。

 比較的豊富といわれている鉄や白金も、50年までには可採埋蔵量に匹敵する使用量に達することも分かった。

ですって。
さて、どう立ち向かおうか。