配色

あまりに唐突ですが、かねてより配色を考えるのが好きです。
色にまつわる本は、ついつい衝動買いしてしまいそうになります。


そんな配色フェチの私にとって、非常に魅力的なウェブサイトを幾つか覚え書き。
Kuler @Adobe labs
5色1セットの配色。美しい配色が大いに参考になります。
見ているだけで楽しいサイト。


WEB 色見本 原色大辞典
ブラウザで名前が定義されている140色の色名と16進数が記載されているので、便利。
「和色大辞典」「洋色大辞典」も見ているだけでたのしい。
日本の伝統色については、かねてから勉強してみたいことのひとつです。

このサイトの中でちょっと遊べるのは、入力した「コトバ」から色を解析して調合してくれる、このコーナー。
http://www.colordic.org/analyze.php


ためしに、"aikong" の色を調合してみました。

まずは、和色から。

aikongの和色大辞典での解析結果

aikongの65%は榛色(はしばみいろ)でできています。

aikongの30%は紺色(こんいろ)でできています。

aikongの3%は藤納戸(ふじなんど)でできています。

aikongの2%は青藍(せいらん)でできています。

aikongの解析結果を調合すると#8a8071になります。

こんな色。
グレーは好きな色ですが、なんかもう少し鮮やかな色がいいなぁ。


気を取り直して、原色大辞典ならもうちょっと鮮やかな色になるかも・・・と淡い期待をこめて調合してみたところ・・・

aikongの原色大辞典での解析結果

aikongの100%はdimgrayでできています。

aikongの解析結果を調合すると#696969になります。

あれっっっっっ?結局 Gray なのね????


さすがに、洋色なら全く変わるだろうと思いましたが、

aikongの42%はキャラメル(caramel)でできています。

aikongの24%はサマーシャワー(summer shower)でできています。

aikongの16%はトパーズ(topaz)でできています。

aikongの8%はカーキー(khaki)でできています。

aikongの7%はエバーグリーン(evergreen)でできています。

aikongの1%はトープ(taupe)でできています。

aikongの1%はヘリオトロープ(heliotrope)でできています。

aikongの1%はグレイ(gray)でできています。

aikongの解析結果を調合すると#ae9553になります。

いっぱい成分があることは分かったのですが、
やっぱり、”aikong" を解析すると、結局、地味な色になるみたいです。


ちなみに、本名フルネームで、和色大辞典をつかって解析したところ、こんな感じの色になりましたとさ。
めでたしめでたし。